秘蔵のお宝になること請け合い。3食抜いてでも買うべし。急きょ演題を変えて登場した艶笑落語は、「放送なんかではやれない」と自らが言う危ない噺。エッチな内容を生き生きと、しかも芸域に昇華させた志ん生は、やはり不世出の噺家なのだと痛感。