ぼんやりとアジアではなくて、そのものズバリ、廣瀬量平の音楽にはインドの響き、そして仏教の響きがこだましているようだ。抑えられた色彩による、静かだが筋金入りのメディテーションとファンタジーが絶妙。70年代の名手たちの演奏が存分に楽しめる。 2007/09/19 発売