高度なテクニックが要求されるリストの作品において、その奥に潜むロマンティシズムまでをも体現しようという高い志で取り組んだ及川浩治の新盤。その心意気が伝わってくるような出来映えだが、個人的にはもっと大胆で濃厚でもよかった気がする。
最高の音で楽しむために! 2011/09/07 発売