女声や児童合唱という素材感も手伝って、清楚なロマンチシズムに溢れた作品集。毒気のまったくない健全な歌だが時々ニヤリとさせるウィットも。一方で(3)に見られる軽い“笑い”もスパイスとなって聴き手をあたたかな気分にさせてくれる。