86年以来、ドイツに学び、シルデ氏のもとで研鑚を重ねてきた仲道祐子のデビューCD。これからの活躍が期待される大型新人だ。本人も仕上がりには満足というこの演奏は、自然な音楽の流れのなかに、きめこまかなピアニズムと表情豊かな歌を聴かせる。