榎木孝明自身の書いた詞や描いた絵をバックに、モノローグ調で彼の朗読が響いてくる。落ちついた声で優しく語りかけてくる榎木孝明。その聡明な声と郷愁を覚えさせる物語は、聴き手の心を、遠い田舎の風景へと導いていく。彼自身の歌も同時収録中。
没後70年たった今でも、その人気は衰えることを知らない。「セロ弾きゴーシュ」「風の又三郎」「雨ニモマケズ」と並ぶ賢治代表作品。朗読は映画、テレビ、舞台で活躍する榎木孝明が担当。 2004/10/06 発売