あまりにも有名な「ジムノペディ1番」をベースに、ドラムンベースに代表されるエレクトリック・サウンドの可能性を試行したサウンド・エッセイ。環境音楽としても聴かれるサティ楽曲の持つ側面を掘り下げ、なかなかおもしろい結果を導き出している。
19世紀後半のフランスの作曲家、サティの音楽をコンピュータ系のサウンドで表現した。有名な「ジムノペディ」をはじめとして、幾多の曲が姿を変えてたち現れる。反復するリズムに耳を傾けるうちに、意識が下降する。テクノ・ポップの最新形のようにも聴こえる。 1998/10/21 発売
