どんな作品にも負けない太くて朗々とした音と優れたテクニック、そしてピュアでナイーヴな感性を兼ね備えた長谷川陽子が、四つの無伴奏作品に挑む。現在の彼女のすべてを出し切った渾心の出来だ。彼女のひたむきな想いがひしひしと伝わり、聴き手の胸を打つ。