フロム・ジ・オリエント
楚と響きを空間に置いて耳を働かせることと、情の細やかさに則してウタを音に乗せていくこと。その二つの間合いをわきまえ、音に感じて往還することのできる演奏家は多くない。アジアの音を核としたこのCD、鈴木は殊更に巧まず二つを共存させて美しい。★
楚と響きを空間に置いて耳を働かせることと、情の細やかさに則してウタを音に乗せていくこと。その二つの間合いをわきまえ、音に感じて往還することのできる演奏家は多くない。アジアの音を核としたこのCD、鈴木は殊更に巧まず二つを共存させて美しい。★