レッツ・フォール・イン・ラブ
中編成のコンボにストリングスを加えた華やいだ伴奏のなか、アルト・ヴォイスで朗々と歌いこなしていくサリナ。嫌いな人っているんかな? 理屈ぬきに気持ちいい、とはまさにこの盤のこと。チャップリン作(2)(7)(14)、ミシェル・ルグラン作(1)(8)など映画にまつわる曲が多い。
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スターダストスターダスト
ジャズ・スタンダード・シリーズの第3弾。今回のテーマは“夜”。バックはイギリスのジャズメン。有名だが意外に録音されていない曲なども交えて、じっくりと切々と歌っているが、からっとしているのがかえって聴き飽きない。やや日本人向き選曲か。 1996/02/21 発売
愛の輪をつなげ愛の輪をつなげ
78年の初来日で好評を博した彼女の人気を受けて発表されたJVCのビデュー・アルバム。編曲はバリー・フォーギーとジョン・ベルだが、東京録音(79年4月)で、ピアノ以外、松木恒秀(g)や高水健司(b)ら日本人が後ろをかためる。ソウルっぽさが隠し味に。 1999/02/24 発売