「ゴールドベルク」に続く熊本マリのバッハ第2弾。「バッハが好き」という心情がストレートに伝わってくるような、伸びやかで明るい演奏である。これほど聴いていて気持ちのいいバッハはそうあるものではない。それでいて中身も濃いのである。