特選 歌カラベスト3 酒場にて/新妻に捧げる歌/ひとり泣く夜のワルツ
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ジャズ&ポピュラー・シンガーであった江利チエミのポピュラー曲、ミュージカル曲、民謡・俗曲の4分野に渡る活躍を伝える大全集。笠置シヅ子・江利チエミ・弘田三枝子へと不連続の連関を示すパンチ娘のひとりチエミのヴォーカルがここにある。東京キューバン・ボーイズや♯&♭、オールスター・レオンといったジャズ、ラテン系のビッグ・バンドのサウンドと一体となった歌唱の醍醐味がここにある。アメリカン・ポップスのカヴァーから一転して、民謡・俗曲の類をビッグ・バンドをバックに歌ったときの和洋混合の粋といったものが新鮮であった。ケイ・スターやサッチモ、エラらとの写真もチエミの生きた時代を今に伝えている。 1992/02/21 発売
東京キューバンボーイズとウェスト・ライナーズをバックに歌う時はラテン・アレンジで、シャープ&フラッツの時はジャズ系のポップス・アレンジだ。時を経て聴くと英語詞の歌で、チエミならではの和風のコブシ回しが再浮上する。バックの音が秀逸だ。 1998/02/04 発売
江利チエミのジャズ・スタンダード・ナンバーを集成。ジャズは戦後の進駐軍キャンプで腕を磨いたアーティストたちによって、こうして日本人の親しみやすいものに表情を変えた。むさぼるように外国文化を求めた戦後の一時期を知る人たちには、たまらなく懐かしいだろう。 1998/11/27 発売
ジャズ、ポップスからこういった民謡・俗曲まで歌いこなしていた彼女の音楽の幅の広さには驚かされる。とはいえ演奏は東京キューバンボーイズ、原信夫とシャープス&フラッツ、中村八大トリオなどでどれもモダンな味付けがされており、洋楽ファンも楽しめる。★ 2000/01/28 発売
51年、14歳の若さでデビューした江利チエミのSP盤音源によるヒット。アルバム。代表曲「テネシー・ワルツ」「カモン・ナ・マイ・ハウス」といった洋楽のカヴァー・ヒットほか収録。 2001/10/03 発売