プロコフィエフの作品は、しばしば吹奏楽に編曲され演奏されるが、ほとんど違和感がない。本盤も、金洪才の的確な指揮の下、東京佼成ウィンドo.の高度な合奏能力が活かされ、溌剌(はつらつ)とした演奏が繰り広げられている。