ラ・フォリア〜狂気のチェロ
気鋭のチェリスト中木健二、17世紀から20世紀の時空を超える
2013年、フランス国立ボルドー管弦楽団の首席奏者在籍中に、「美しき夕暮れ」でCDデビュー。
帰国後はソリストとして幅広く活躍し、東京芸術大学准教授として後進の育成にあたる。
今回のテーマは、17世紀の舞曲《フォリア》。
中世ヨーロッパ暗黒時代に、この舞曲は世界中を魅了し人々はその音楽と舞踏に酔いしれ狂喜したと伝えられている。
収録曲は、中世に活躍したマラン・マレの《ラ・フォリア》をメインに据え、20世紀を代表する作曲家、リゲティ、カサド、黛の無伴奏チェロ曲を添える。
まさに、17世紀から20世紀まで時空を超えてチェロ1本で踊りあかす。