ザ・メイン・イングリーディエント
ワシントンDCにあるシャーリーの自宅で録音。共演したエルヴィンら8人の猛者たちが手料理で寛ぎ手なずけられ、彼女の目論見通りになっていて何ともおかしい。気持ちの和む仕上がり。おまけに自慢の牛肉のビール煮の作り方までジャケット裏に掲載。
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地味なシンガーだが心にいつまでも残るーそんなタイプの歌手がホーンだ。ピアノの弾き語りによるこの作品は、インティメイトな雰囲気の中に彼女のノンシャランとしたヴォーカルが印象的に響く。派手さとは無縁だが、それがかえって鮮烈さを醸し出す。 1992/07/25 発売
マイルスを迎えたりと大作主義の近作で最近人気が再燃するホーンの、約10年前の傑作。弾き語りの女性歌手中、ピアノの技巧は類例なし。歌のソフトさ繊細さも、ワン&オンリー。LP発表時未収録の2曲を補完し、ソフト&メロウ&ダークの至芸が躍動する。 1992/08/26 発売
弾き語りの名手シャーリー・ホーンが、オランダのハーグで行なったライヴ録音。どことなく湿っぽい4畳半フォークに通じるものもあるが、説得力に溢れた歌唱はまさに圧巻。同日録音の「ヴァイオレット・フォー・ユア・ファーズ」も、甲乙つけ難い出来。 1992/08/26 発売
シャーリー・ホーンの84年のライヴ。このコンサートは黒人作曲家、カーティス・ルイスに捧げられたもので、歌われているのも彼の曲ばかりだ。彼女の弾き語り、特に「ガーデン・オブ・ザ・ブルース組曲」は心に染みる熱演だ。 1992/08/26 発売
敬愛するレイ・チャールズに捧げたソウルフルな作品。(15)のブルージーな声はモチロンだが、悲しい世界をスウィンギーに歌う(9)も切なげでイイ。タバコを吸えない私だけど吸ってみたくなる空気が漂う。彼女のピアノと豪華ミュージシャンとのセッションも素敵。 1993/10/01 発売
92年、パリのシャトレ劇場でのコンサート収録盤。(1)〜(6)は彼女のオハコを新たにじっくりと練り上げて好演。(7)〜(11)は、メンバー間のモニター・システム故障に対応して急遽スロー・テンポに切り換え熱演したという迫真の出来のベスト・アルバムである。 1994/10/26 発売