ハイドンの音楽は「型」や「健康美」ばかりが目立って、ともするとナイーヴな部分が切り捨てられがち。そこに光を当てたのがこの演奏。なおここに収められた第83番は、ハイドン最後の弦楽四重奏曲で、全4楽章のうち2・3楽章のみが完成されている。
1994/11/02 発売