交響曲はフルトヴェングラーの残した名演として昔から有名な演奏。確かに濃厚な幻想味と劇性を強調する巧みさは、この指揮者ならではの手腕である。いつものように、燃えつきて何が何だかわからなくなる所がないのも助かる。オケの弾きっぷりも格別。 1997/08/06 発売