ピアニスト・アシュケナージの新録音は、ショスタコーヴィチの比較的演奏される機会の少ない初期の作品に光を当てるアルバムとなった。音の一つひとつに意味を与える周到な組み立て。これほどまでに音が見える演奏は少ない。深い思索から生まれた表現だ。 2004/01/28 発売