ウィーンの舞踏歌のスタイルを模した明るい雰囲気の《愛の喜び》、それと対をなすレントラーのテンポによる甘く感傷的な《愛の悲しみ》、ベートーヴェンのごく初期の知られざる作品から主題を採ったとされる愛らしい《ロンディーノ》、古き良き時代のウィーンへの郷愁を込められた幻想的な《ウィーン奇想曲》。クライスラーの小品を中心にロマン派から現代に至るヴァイオリンの名作を、フェラスが美しい音色と優れた技巧で奏でています。 2012/05/09 発売