40歳代に入って、ますます進化している彼。意欲的なリサイタルのライヴは、持ち前の硬質だが多彩な音色を駆使して、熱気のこもった迫力のある演奏を展開した彼の魅力をしっかりととらえた。どんなに熱しても過度にならず、しかし冷め切らない、そのバランスが魅力だ。 2008/10/22 発売