36歳で事故死した不世出のリリック・テノール、ヴンダーリヒが遺した、「詩人の恋」と並ぶ名盤のひとつとなるシューベルト。彼が最も得意としていた作品で、主人公の愛の喜びと悩みと別れが美しく歌い紡がれている。