クラシックに留まらず、ポップに接するレパートリーを積極的に取り入れ、ギターの幅広い楽しみの可能性と、現代に生きる音楽家としてのアイデンティティを爽やかに印象づける村治の“肖像”。坂本はじめココロ惹く小品のツボを、さらり凛々しく捕まえて出色。