15ある交響曲のうち最大規模を誇る第4番は、マーラーの影響があるとされるもの。当局から批判に晒され、ショスタコーヴィチが封印した第4番を、緻密さと大胆さを併せ持つ演奏で意味深に響かせている。
第二次大戦中の1943年に作曲され、第7交響曲とともに“戦争交響曲”と呼ばれているが、戦争そのものを題材にしているわけではない。内省的ともいえる作品を、ゲルギエフがじっくりと練り上げている。 2010/03/24 発売
2018/10/24 発売