ベートーヴェンの「春」はいくらか優等生的ではあるが、サン=サーンスのソナタはよりこなれた表情だ。最も素晴らしいのは「パガニーニアーナ」で、その柔軟さと若々しい息吹は聴きごたえがある。「序奏〜」も背筋のピンと張った音色が耳に飛び込んでくる。
往年の名曲をスーパープライスで! 2015/04/29 発売