偶然のアルバム
オモロラップのイメージが先行する彼らだけど、今作は以前にも増して言葉ひとつひとつの重要性が高まっている点が最も顕著。凝縮されたライムのセンスは抜群に磨きがかかっての登場です。その意味では前作よりヘヴィ。だけどしっかり笑わせてもくれます。★
関連音楽
オザケンとのシングル曲を目玉にした。「スチャダラ・セッション集」。だからって他の曲手抜きってワケじゃないッすよ。ゴンチチとの「アンビエント・ラップ」、スカパラとの「生バン・ラップ」、ゲスト大盛りの「ラップスタイル合戦」等ファンなら買い! 1994/04/01 発売
東芝EMIに移籍した彼らのキューン時代卒業ベスト的アルバム。94年のビッグ・ヒット・ナンバー(11)に代表される庶民派ヒップホップ道の鬼才(!!)スチャダラの集大成がコレだ。ヒストリーやバイオグラフィ、グッズなどが満載の豪華ブックレットは初回限定。 1994/10/21 発売
「AM0:00」で始まり「AM8:30」で終わる構成は、タイトル曲の歌詞にもあるように、逆9to5とでもいうべき彼らのナイト・ライフの一断面か。あれやこれやのたわごとがとめどなく、汲めども尽きない泉のように流れてくる。妙な浮遊感が快感か。 1995/04/26 発売
「トリプルショット」2ヴァージョンや、梅田ヒートビートでのライヴ音源を収録したCDと、ビデオ・クリップ集のスペシャル・ボックス・セット。それにしても「今夜はブギーバック」の“オザケン抜きヴァージョン”はいつ聴いても爆苦笑。 1999/07/28 発売
デビューから16年を数えても、あいかわらずスマートなラジカルさを失わない三人組ラッパーの10枚目のアルバム。今を感じさせる歌作りも健在で、その意志がタイトルに表われている。いい感じにポップなところも変わらないが、さすがに大人っぽくなったなあ。 2006/11/15 発売
木村カエラとの共演曲「Hey!Hey!Alright」や東京メトロ副都心線CM曲「Good Old Future」を収録した11枚目となるアルバム。塚本功のレイジーなギターが気持ちいい「ライツカメラアクション」も絶品。アヴァンギャルドなトラック、矜持と遊び心あるリリックは唯一無二。ぶっとんだジャケは伊藤桂司。サイコー!★ 2009/03/25 発売