時空の彼方へ
約3年ぶり通算7枚目。冒頭からいきなりフィードバック・ノイズの渦へと聴き手を放り込み、ステファニー・ドーセンによる天使の歌声で桃源郷へと誘う。かと思えばバキバキのエレクトロで王者の風格を見せつけるなど、もはや唯我独尊の境地。サイケで官能的なサウンドの中毒性はハンパない。
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待望のサード・アルバムは、彼らがさらに新しい方向へと動いていることを示す一枚となった。ロック色はそれほど強くなくなり、これまでになく柔らかいタッチの曲が増え、壮大で幻想的な世界、より広がりを持った空間を作り出している。味わい深い作品だ。 1999/06/05 発売