もう誰も愛さない
時代に迎合してアルバムのベーシックはハウス。土曜の夜にカー・ステで聴くってのが相場です。ブックレットの写真も受け手の心理を読んでヘルシー・エッチ。正当な評価をしたいのがアレンジ面。一筋縄でいかない裏ツボをキッチリ押さえこんでいて喝采。
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視覚的要素を排除すれば杉本彩サンよりも肉欲ビートを聴かせる“1億円の瞳”田中美奈子。本作のシングル集はお節介のヴァージョン違いも収録(つまらない)。ホントは3,000円で豪華ブックレットってのがいいけど楽曲に幅があるからコレでも楽しめる。 1990/12/21 発売
今作のチェック・ポイントは以前シングル・カットされた(3)のリアレンジ、山口百恵カヴァー2曲、そして自作の作品がちょこちょこ顔を出している点だろう。それぞれが夏の太陽によって起こったアヴァンチュールを日焼けの跡を眺めながら忍ぶ内容で意味シン。 1992/05/25 発売
識者によれば、目より脚に保険をかけるべきだったと言われている田中の美奈ちゃんのベストもの。屋敷豪太とか岡野ハジメとかESSEXとか、結構イカした音してるんじゃないの。自作の曲もあるよ。惜しむらくは、声質がドライでH度が低いのよね。 1992/08/25 発売
映画、『新宿鮫』の主題歌、(1)を含むベストもの。新曲が出るとセレクションを変えてベストを出すのは演歌の人のようだ。小室哲哉((7))、織田哲郎((8))、屋敷豪太((12))と作家が豪華だ。いろんなことやってるんですけどねぇ。(1)(13)(14)は自作詞。(13)は曲も本人だ。 1993/12/21 発売
田中美奈子のしぶとさに学べ! なーんちゃって、つかみはダメ〜byローリー寺西。小比類巻かほるプロデュース作で、半分はコッヒー作品だし、当然ながら小比類巻色は濃い。そこいらへんの「変わってなさ」具合と田中美奈子のしぶとさのブレンドの妙。 1994/02/25 発売