フリー・ジャズ革命の嵐の後ひとり歩きし始めた70年代中盤のアバンギャルド・ジャズ。ラッドのトロンボーンは異質な突起物のようなアクの強さがあるが、これほど存在感を植付けられるトロンボーン奏者はいない。緊張感は持続しない作品だがラッドは○。
1998/06/03 発売