やいまニューバージョン/若き日の歌/いっぽんの松
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デビュー25周年を記念して恩師・遠藤実の曲を歌っている。歌のなかに微妙にナマリを混入した千昌夫の歌唱スタイルは、遠藤実の作品で一段とじんわり・しみじみと望郷の思いをさそう。タイトル曲に出てくる「蒲原」は遠藤の新潟の別荘の所在地からか? 1991/05/25 発売
吉幾三作詞・作曲、いではく作詞・遠藤実作曲による望郷演歌の代表作を中心に14曲をセレクト。程よい哀感と、ほとんどコブシをまわさない、明るく朗らかな声質の千昌夫節が堪能できる。録音の年代差を感じさせない安定感のある声のハリも魅力。 1993/04/25 発売
今やアジアの名曲となった感のある(9)、250万枚の大ヒットになった(11)など全16曲を収録したヒット撰集。(1)(2)(16)もいいけれど、土のにおいの中に郷愁を感じる(3)(15)などは聴きもの。ことに(4)は、おふくろが作る具たくさんであたたかな味噌汁の味がして思わずしんみり。 1994/07/25 発売
本格的に芸能活動を再開した彼の集大成ともいえるベスト選曲の全曲集。故郷の香りを感じさせる演歌はまさに独壇場だ。朴訥とした歌い方の底にある弱い人間への暖かい視線は、ほのぼのとした味と優しさがあり、しんみりとさせる説得力がある。 1994/10/25 発売
歌手生活30周年記念アルバム。いろいろありましたが30年ですねえ。徹底的に東北出の田舎もんにこだわり続けるそのこだわりかたが、心底演歌歌手である。しかし、こういうアルバムのときぐらいは、初出年月日とか録音年月日とかデータ面を充実してほしい。 1995/07/25 発売
8曲入りだが、よほどのファンはさておき、普通の聴き手にはこのくらいの曲数が手ごろ。(1)(2)と大ヒット曲がならび、それだけでもう満足させてくれる。うまい構成ですなぁ。もちろん歌のうまさは言うまでもない。そろそろシングル・ヒットがほしいです。 1995/07/25 発売
(3)でオリジナルの北島三郎と千昌夫の歌唱スタイルの違いを、抜ける歌い方は近いのにその方向と加速するタイミングが異なり、結果として大きく印象が違うと実感。さらに、千は歌の中にまで“千昌夫”のキャラクターを持ち込むのに成功している。 1995/07/25 発売
新曲(1)を筆頭にデビュー曲(6)から大ヒット曲すべてが収められたベスト盤。田園の香りがする彼の歌だが、キャラクターとは違って意外にあっさりとした正統派の歌謡曲の要素が強いことに驚く。あっさりとした歌い方を個性で演歌にしたパワーを感じた。 1995/11/25 発売
デビュー以来のヒット曲の数々に「ふるさとの四季をうたう」のアルバム・ヴァージョンとそのカラオケを収録したベスト盤。基本的にはやっぱりカラオケのお手本として買われていくのでありましょう。その意味では選曲も文句ナシの決定版であります。 1996/10/21 発売
メガ・ヒット曲(1)をはじめとして、望郷演歌を歌わせたら右に出るものがいない千昌夫の作品集。どれもおなじみの歌ばかりだが、自分が今まで行ったことのない土地の光景が浮かんでくるのは、歌唱力と素朴なキャラクターによるものだろう。 1998/08/26 発売
「君が好き」から「やいま(八重山)」までのオリジナル・ヒット、カヴァーを集めた全108曲の8枚組となる歌手活動35周年記念の千昌夫全集。豪華BOX仕様はもちろんのこと、120ページ歌詞集付き。 2000/02/23 発売
日本の歌謡史に大きな足跡を残した作曲家、遠藤実を偲んで、愛弟子の千昌夫が代表曲で綴る哀悼の一枚。続編も期待できる充実した内容で、遠藤作品と千の歌声はあらためて聴き手に日本人であることを実感させる。ボーナス曲として、故人自らが歌う「北国の春」を収録。 2009/06/03 発売
団塊の世代へ向けた「還暦祝い唄」に続く、2009年8月リリースのシングル。母親への深い愛情と感謝の想いが込められた「おふくろ」は、味のある歌声が心にじんわりと沁み込む感動の楽曲だ。 2009/08/05 発売