ライムハウス・ブルース
録音は'69年でLPのリリースは'72年。『ジャンゴの思い出』と同じセッションからのセレクトだ。バーニー・ケッセルという系列違い(?)のギタリストと組んで、ステファン・グラッペリの演奏も時間を追うごとに熱の入ったものになってきて面白い。
関連音楽
5月の初来日公演では、スタンディング・オベイションで讃えられたグラッペリ翁だが、その老成したジャズ・バイオリンの世界は本当に感動的なものだった。本作は73年のイギリス録音。確実な技術と洒落た感性で展開するデュオで、バイオリンの魅力も再認。 1989/05/25 発売
先頃の初来日公演でかくしゃくとした演奏を繰り広げたグラッペリ翁の、ブラック・ライオン作品が遂にCD化された。73年のロンドン録音、二人のギタリスト、そしてジャンゴの曲。奔放だったギタリストとジャンゴとの日々が想起される柔和なライブ作品。 1989/07/25 発売
ジャンゴ・ラインハルトと永年にわたって行動を共にした、ジャズ・ヴァイオリンの第一人者が、'71年に発表した作品。チャーリー・クリスチャンの流れをくむバーニー・ケッセルの起用という賭けが、なんとも効果をあげている。計算されたミス・マッチ?。 1994/12/21 発売
グラッペリの洒落たヴァイオリン・ジャズを楽しむには最適な1枚。ハナ・トリオが粋も甘いも噛み締めたサポートを示し、そこにいぶし銀のようなグラッペリの音色が加われば、何が不足だと言えよう。極上のワインかブランデーを思わせる珠玉の作品だ。 1995/06/25 発売
グラッペリは、ジャンゴ・ラインハルトとの共演で知られるベテラン・ヴァイオリン奏者。3種類の演奏で構成されたこのオムニバスでは、コーヒーの香りがよく似合う演奏をセレクト。オシャレなティー・タイムを演出してくれるオムニバス・アルバムだ。 1997/09/24 発売