ラブ・ソングス
シングル「涙のラブソング」を初収録したアルバムで、「涙そうそう」などのカヴァー曲も織り交ぜ、全編にわたりラブ・ソングで構成された1枚。北原ミレイの円熟を感じさせる歌唱が魅力。
関連音楽
(16)を歌う北原ミレイを聴いて、ギラついたものを持ったヴォーカリストだと思いこんでいた勘違いに気づく。きっと、クラブなどのフロア・ショーでこそ本領を発揮するタイプのシンガーらしいシンガーと納得させる。カヴァー曲まで自分の歌にしていく。 1991/02/25 発売
もう20年になるのかあ。記念のアルバムということもあって、ワーナー・ミュージックとアポロンでの音源も入った決定盤的なものに上がった。声が乾いている。べたつきがないので救いのない歌でも適度な距離感が生まれる。一度ポップスを聴いてみたいな。 1991/11/25 発売
ジャケット写真の感じと違って山崎ハコの(5)(10)、シャンソン風(11)など演歌と距離のある曲も多いけれど、アレンジが全編カラオケ風にまとまっているのでスタイルの違いは目立ちません。それにしてもこの人のオリジナルには名曲が多いですね。 1992/11/25 発売
このジャケット、こわいです。この人の場合、歌はもともと、情念の底なし沼で行水しているような人ですから、こわいのはあたりまえなんですが。しかし、演歌史に残る2枚組名盤『演歌放浪』と、重複する曲が3曲だけというのは、嬉しいではないですか。 1993/12/21 発売
歌に自信がある人のカラオケ・スタンダードになった(2)(7)を始めとして、存在感のある歌に定評がある彼女のベスト集。街の光の底に暗く沈んだ人々の心情を映した世界は絶品だ。演歌とも一味違うストレートな歌い方は、意外に素直なアプローチで驚いてしまう。 1994/10/25 発売
どんな歌をうたっても北原ミレイ・スタイルになるのが凄い。さらに歌には美しい花だけでなく棘があることを痛みをもって気づかせる。阿久悠、村井邦彦コンビによる(10)(12)を聴けば聴くほど、山崎ハコの(5)への流れが了解でき、ハコの凄さも理解できる。 1995/12/21 発売
もうこれ以上ない悲惨な少女の物語を、クールに歌い上げる「ざんげの値打ちもない」を聴いたときのショックは、強烈だった。あれから26年目、ミレイ節は(6)(7)を経てシャンソンやラテン風の楽曲も含めて健在。歌手生活25周年記念曲(1)(14)も好曲、名唱。 1996/12/04 発売
芸能生活29年。歌の巧さではピカ一の女史。コブシまわしが控え目なため歌謡曲も演歌もソツなくこなせるのが強みだろうけど逆にパンチ力のなさにもつながるのかな。けどスケールの大きい歌いっぷりはやはり聴きどころである。 1998/12/23 発売
99年2月に発表の最新シングル作品「北の居酒屋」を含むベスト。「石狩挽歌」「ざんげの値打ちもない」などの代表曲も収録した。ニューミュージックに近い感覚の歌詞、新味のあるサウンドの演歌を歌わせたらピカイチの存在。さらっとした歌いぶりが味わい深い。 1999/04/07 発売
今なおカラオケ・ファンに愛され続けている北原ミレイの代表曲「石狩挽歌」と「漁歌」が、ベスト・カップリング・シリーズとして登場。キーを半音下げたカラオケをフル・コーラス収録。 2004/01/21 発売
新曲(1)を含むベスト。ここ数年のシングルを基本としつつ、他の歌手の名曲(7)(11)や70年代の自身のヒット(3)(12)のカヴァーもあって楽しめる構成。ダンス・リズムの歌謡曲を若々しく歌うのも良いし、歌い上げ系の(4)(8)で見せる言葉の説得力も見事。貫禄の集大成だ。 2005/08/24 発売
いつも素敵な歌謡曲を聴かせてくれる北原ミレイのアルバム。35周年記念曲「女友達」を初収録しているほか、「石狩挽歌」「忘れないで」「涙のラブソング」などの人気楽曲も収録した決定版だ。 2006/06/28 発売
大人のムードあふれる歌謡曲「雨の思い出」をメインにした北原ミレイのシングル。カップリングに、代表曲「石狩挽歌」と「ざんげの値打ちもない」の別ヴァージョンを収めている。 2007/12/05 発売
北原ミレイのベスト・アルバム。ヒット曲「ざんげの値打ちもない」のフル・ヴァージョンや、荒木とよひさ＆三木たかし作「忘れないで」、新録曲「ベネチアの雪」などを収録。阿久悠が手がけたデビュー初期の懐かしいナンバーも嬉しい。 2009/03/04 発売
毎年恒例の“全曲集”シリーズの北原ミレイ編。ヒット曲「ベネチアの雪」をはじめ、「誘惑」「追憶」「忘れないで」など、2009年11月にデビュー40周年を迎える彼女ならではのセンスのよさを感じる全16曲を収録。 2009/10/07 発売
センスのある歌謡曲を聴かせる北原ミレイの、デビュー40周年記念となるシングル。しっとりとしたムードのメロディに乗せ、大人の女性の愛を歌った作品。ベテランならではの表現力はさすが。 2009/11/04 発売
《ゴールデン☆ベスト》シリーズ第5弾。北原ミレイが70年代に残した名唱の数々を収録。「ざんげの値打ちもない」「石狩挽歌」など代表曲のほかは、ほとんどが初CD化。ファン必携の1枚。 2011/11/23 発売
