ビル・エヴァンスの『ホワッツ・ニュー』がきっかけで生まれた共演盤。そのせいか、エヴァンスのレパートリーも取り上げられている。スタイグのフルートはときにアグレッシヴなところもあるが、本質は叙情味にあふれていることが本作からはよくわかる。
ビル・エヴァンスの名盤『ホワッツ・ニュー』に参加したスタイグとゴメスが顔を合わせてエヴァンスにトリビュートした作品。拾いものは、ふたりの名手に混ざって大胆なタッチを披露するカールソンのピアノ・プレイだ。その物怖じしないソロが印象的。 2004/04/01 発売