端正だがアーシーで独特のスウィンギィな感覚を持つアラン・ミオン。トリオという自己の演奏力が如実にわかってしまうスペースの広さの中で、耽美的にも猛烈にもならずに、身内から湧き出る心地よいノリで空間を埋めている。昼も夜も聴ける楽しい作品。