ディス・クレイジー・タウン
ボサ・ノヴァ・タッチの心地よい音楽が全編で楽しめる。自身が書いた初の英語詞による(2)も優しい響きで、いかにも石原らしい。英国在住のピアニスト兼シンガーによる3作目は、これまで以上に自分の進むべき方向が明確になっているようで好ましい。
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ア・サウザンズ・ウィンズア・サウザンズ・ウィンズ
ロンドン仕込みのピアニスト&シンガー、石原江里子のデビュー作。英国ジャズマンとともにスタンダード曲をサラリとした洒脱なスタイルで料理し、その素質を開花させている。スウィングせずとも不思議に魅力的な雰囲気を漂わす。これこそキラリと光る原石の証。 2004/02/18 発売