プラハの室内オーケストラは数・質ともに充実しているというがこのチェコ・フィル室内合奏団も1世紀の歴史を持つ実力派である。編成が大きいためか音に厚みがあるが、のびやかな表情を持つ響きはこの作品にうってつけと言ったところだろう。
1992/04/08 発売
「チェコの弦」は今もって健在。様々な趣向でアプローチされるモーツァルトだが、落ちつくところは美音で奏でるオーソドックスな演奏だ。ソリストとしても活躍するケイマルがポストホルンを担当。響きの優雅さに加え、何かわくわくさせる溌剌とした演奏だ。 1993/02/19 発売
1993/08/20 発売