シューベルトの大作に対面しても、メンバーの誰一人として気負ったところがない。そこにあるのは、室内楽を演奏する喜び。シューベルトがウィーンの新しい風だった、いい時代を思わせる。ただ、キモチ良すぎて、それだけに終わった感も。