ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
先頃チェコ・フィルの音楽監督を辞任したアルブレヒトの置土産。このオケの弦の魅力を生かし、軽やかなタッチで歌いあげたブルックナーで、重厚で神秘的な従来の解釈に見直しを加えている。そこがまた聴き手によって評価が分かれるポイントであろう。
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チェコ・フィルと新たにその音楽監督に就任したアルブレヒトによるブルックナー。いきなり第9番というのも自信に満ちた選曲だが、深い思索のあとがうかがえるこの演奏を聴く限り、我々の期待は大いに満たされている。ただしオケ自体の向上がぜひとも必要。 1994/03/18 発売