音楽むすび | 愛と祈り?歌いつがれる日本のうた

愛と祈り?歌いつがれる日本のうた

愛と祈り?歌いつがれる日本のうた

これが86歳の声だろうか。栗本尊子の歌を聴いた人は耳を疑うに違いない。よほど節制しているのだろう。声が立派というだけでなく、「さくら横ちょう」など楚々とした歌には少女のような初々しささえ漂う。年輪の重さを感じさせる「荒城の月」の深い味わいも格別だ。

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