80年代後半から90年にかけての吉松隆の作品を収める。ファゴット協奏曲も尺八と箏のための作品も自分のワールドにしてしまうところが彼の魅力。吉松独自の抒情的でノスタルジックな音楽が満喫できる。馬込のファゴットはあたたかでよく歌う。