三木の模索する「地方で作ることができ、身近に楽しめる総合芸術としての音楽劇」の試み。大がかりな舞台装置を排し、伴奏楽器も最小限にとどめて、親しみやすい題材が平易な語法で歌われ演じられる。モデルは浄瑠璃、語り物。伝統の「蘇生」への挑戦。