音楽むすび | ニールセン:フルート協奏曲、ヘイニネン:フルート協奏曲『昔』 ヘラスヴォ、ボガーニ&サイマー・シンフォニエ

ニールセン:フルート協奏曲、ヘイニネン:フルート協奏曲『昔』 ヘラスヴォ、ボガーニ&サイマー・シンフォニエ

ニールセン:フルート協奏曲、ヘイニネン:フルート協奏曲『昔』 ヘラスヴォ、ボガーニ&サイマー・シンフォニエ

制作・出演

ニールセン

発売元

Alba*classic*

発売日

2013年8月9日 発売

ニールセンの世界初録音を含むフルート協奏曲

エーリク・ベリマンやウスコ・メリライネンとともにフィンランド音楽を代表するモダニスト、パーヴォ・ヘイニネン[1938-]。1958年の作品、十二音技法による表現主義の交響曲第1番が、オーケストラの演奏拒否に遭い全曲初演されなかったことは、フィンランド音楽史に残るスキャンダルとして語られます。しかし、みずからの音楽に必要と考えれば決して妥協しないという気概をもったヘイニネンの手からは、数多くの輝かしい作品が生まれました。
 ミカエル・ヘラスヴォとティボル・ボガーニ指揮サイマー・シンフォニエッタが録音したヘイニネンのフルート協奏曲『昔』は、「スケルツォとエレジー」「ソナタ」「子守歌とデュオニソス賛歌」の3楽章の作品です。フィンランドでもっとも大きな湖、フィンランド南東部のサイマー湖畔にあるラッペーンランタ市のオーケストラ、サイマー・シンフォニエッタの委嘱により作曲されました。
 カール・ニールセンのフルート協奏曲は、コペンハーゲン木管五重奏団のホルガー・ギルバート=イェスパセンに捧げられた高雅でユーモアをもった作品です。アレグロ・モデラートの第1楽章、アレグレット、ウン・ポコの第2楽章。このアルバムでは、ニールセンが終結部を付け加えた、現在一般に演奏される版とは別に、1926年10月21日、パリのサル・ガヴォーで行われたカール・ニールセン・コンサートで初演された際のオリジナル版も合わせて収録され、これが初録音となります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヘイニネン:フルート協奏曲『昔』
・ニールセン:フルート協奏曲 FS119
・ニールセン:フルート協奏曲〜アレグレット ウン・ポコ(第2楽章オリジナル版 世界初録音)

 ミカエル・ヘラスヴォ(フルート)
 サイマー・シンフォニエッタ
 ティボル・ボガーニ(指揮)
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