音楽むすび | 1993年10月発売

数年前から日本に住み、上田正樹等と活動していたアフリカ人のイザバの変な日本の歌。日本のレゲエ界には貴重なキャラクターの持ち主。歌の他、パーカッションもプレイし、ナレーター、DJ、映画ディレクター、プロデュース等も手がけるマルチタレント。

68年タイはバンコクに生まれたというアレンジャー、ミヤタ・ヒトシによるテクノ・ハウス・ジャズ。中西圭三や三波晴夫のアレンジを手がけ、基本はジャズの人らしいんですが狙いがよくわかりません。歌のない名曲選でもないし、ハードコアなハウスでもない…。

最高の音で楽しむために！

デビュー10周年記念ツアーをノーカットで収録した2枚組。オメ・トラ(すげえ略称だ)時代からソロまで、内容的にはベスト・ライヴだ。ヒット曲満載、しかもCMタイアップ曲が多いのに驚く。完成された世界だが2枚続けて聴くのはファン以外にはツライ。

68年にRCAから「星空の孤独」でデビューして25年になる和田アキ子のCD10枚組ボックスだ。70年代の彼女の歌声はアク抜き前のゴボウのようであり、粗いが骨太だった。それが魅力であったが、必然として70年代後半から徐々に洗練されていき、歌を転がす歌唱へと変化していく。あのひばり嬢にもそんな時期があったように。ちらっと見せる女の業の悲しさを堂々と歌えるひとです。