1995年10月発売
ショパン:夜想曲全集ショパン:夜想曲全集
柔らかくて暖かくて、聴きてを柔らかく包み込んでしまうようなショパンだ。淡い色彩感覚も実に見事だし、決め所では非常に雄弁な表現で惹きつけてしまう。1セット持っていたい時には、このアシュケナージ盤が当分の間おすすめ盤。
ショパン:ポロネーズ全集ショパン:ポロネーズ全集
遺作も含めて全16曲が収められているという、貴重なポロネーズ集である。「ショパン/ピアノ作品全集」からの分売であるため、録音年にはバラつきがあるが、1曲1曲に対する心のこもった細やかな配慮には変わりがない。その一方、力強い(5)なども印象的。
永遠の歌声〜テレサ・テン永遠の歌声〜テレサ・テン
74年3月の日本デビュー曲[1]-(1)から81年2月のアルバム『ジェルソミーナの歩いた道』収録の[3]-(19)まで3枚組全59曲。ポリドール時代のテレサ・テンのオリジナル曲の集大成だ。もともと巧い人だが、8年の間に文字通り円熟していった様子がよく分かる。