2006年10月4日発売
発売元
キングレコード株式会社名番組『名曲アルバム』のシリーズの1枚。イタリア編の第3弾は、イタリアへのオマージュを込めたチャイコフスキーの作品から、時代を超えてイタリアのメロディの魅力が満喫できる作品が並んでいる。
1曲を5分でまとめるという番組の制約を、見事にクリアしている名アレンジで楽しむ、NHK『名曲アルバム』のCD版。スペインを舞台にした作品から民族音楽を反映したものまで、スペインの情熱と哀愁が楽しめる。
NHK『名曲アルバム』のイギリス編第2弾は、イギリス人以外の作曲家の作品、サイモンとガーファンクルでヒットした民謡「スカボロー・フェア」やビートルズの「イエスタデイ」など、ちょっと凝った視点で選曲。
発売元
キングレコード株式会社国別、地域別にまとめられていて曲の背景が掴みやすく、解説もまたわかりやすく書かれている。工夫された編曲で1曲を5分にまとめているので、初心者にも聴きやすい。ロシアの魅力がストレートに伝わってくる内容だ。
イタリア編の最終巻の4枚目もオペラが中心。吉田浩之が歌う甘い名曲アリア「人知れぬ涙」など、イタリアの歌心がたっぷり楽しめる。うっとりするメロディから華やかで技巧的な曲まで、初心者にもうってつけの内容だ。
NHK『名曲アルバム』シリーズのフランス編第3巻は、いかにもフランス的と日本人が考えるような曲が多数並んでいる。いわゆる“フランスのエスプリ”。日本人演奏家たちが見事にその雰囲気を醸し出している。
NHKの長寿番組『名曲アルバム』のCD版。フランス編の最終巻は、バロックの巨匠、ラモーをはじめ、ちょっと珍しいダンディの交響曲やシャンソンなど、多彩なフランスを聴かせてくれる。新たな発見があるかも。
発売元
キングレコード株式会社イギリスを題材にしたドイツ人の作品3作と、フランス人の作品1曲を収録。その他は民謡だ。イギリス人作曲家はエルガーのみという構成も面白い。外側から見たイギリスと、内側から発するイギリスの魅力が垣間見られる。
NHKの『名曲アルバム』シリーズの東欧編の第3弾。プラハで初演したというだけの関係のモーツァルトの交響曲から、民族音楽に根ざした曲まで多彩な選曲で送る。名曲アルバムには選ばれなかった曲も収録されているのが特徴的。
発売元
キングレコード株式会社隠れた人気番組『名曲アルバム』シリーズの、南北アメリカ編。本格的なクラシック曲はヴィラ・ロボスくらいだが、映画音楽から民謡、フォスターやスーザの行進曲など、カラフルなアメリカが体験できる。
多彩なレパートリーを誇る彼女だが、スペインもの、特にこのモンポウを演奏し続けることが使命だという。「癒し系」のように思われるモンポウだが、シンプルな音の狭間から聴こえてくるものは、孤独の深淵だったり、時に絶望だったりする。大切に聴きたいアルバムだ。