著者 : うたたP
サイレン女王が治める「みずべの公園市国」-その成立の秘密を探り出す特別ミッションに取り掛かることになった初音、漣、凛。都市設計者が遺したといわれる書籍『オンディーヌ』の原典にヒントがあると踏んだ三人は、文化発表会で「オンディーヌ」の劇を演じることを思いつく。発表会当日、劇は突然の乱入者によって世界線が交わりーブラックボックスに秘められてきた真実を知った、初音たちの決断とは?感動のクライマックス!
健康なのは、義務なんですー。幸福安心委員会インターの翠川初音と黄波漣、黄波凛が所属する中央区第一中学校では、まもなく健康診断が行われる。初音と凛は、特別サマー・キャンプで交友を深めた紫崎晶(むらさきざきあきら)たちと密かにダイエット作戦を決行しようとするが、上級生の鴇田陽央(ときたひお)が協力を申し出たことにより、事態は思わぬ方向に…。一方で漣は、チームリーダー・青村解の様子がおかしいことに気づき、警戒を強めていた。解の身に、いったい何が起きたのか。そして初音たちに近づく陽央の思惑とはー?絶滅危惧種のヒトに残された小さな生存圏で最後に笑うのは誰ー?大人気ボカロ楽曲『こちら、幸福安心委員会です。』ノベルシリーズ第5弾!
100%幸福であるために、絶対性99・9%であるという矛盾を抱えた、幸せで安心できる、みずべの公園市国。幸福安心委員会インターである初音、漣、凛の3人は「被害者が消えてしまった交通事故」という謎だらけの事件を追うさなか、漣にそっくりな少年「煉(レン)」に出会う。年に一度の「復活祭」で盛り上がるみずべの公園市国で、事件は複雑に絡み合い、衝撃の真実が明かされるー!!220万再生突破の大人気ボカロ楽曲、ノベライズ第4弾!!
完全で完璧な理想郷・みずべの公園市国ー。幸福安心委員会インターとして学生生活を送っていた漣、初音、凛たちは『外の世界』へ社会科見学に行くという「幸福サマー・キャンプ」に選抜された。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは…。ディストピア小説第3弾。
漣、初音、凛たちは、「バロック」で「歪んだ」新しい世界線に辿り着く。漣達は辿り着いた新たな場所で、絶対女王サイレンに謀反する最重要テロリスト「緑の子」との出会いを果たすのだがー