著者 : きのこ姫
「学院の七不思議なら、そのうち祓いに行きますよ」ジークハルトへの気持ちの決着をつけた秋が過ぎ、気づけば年が明けた冬。相変わらず怪異事に振り回される日々を送るニコラだが、今度は婚約お披露目のため、ジークハルトと共に舞踏会に参加することになり、日常事でも面倒ばかり。そんな中、さらなるトラブルに巻き込まれる。「ジークハルト様が遺体の第一発見者にして、容疑者でもあられる」密室の美術室で起きた殺人事件。無実を晴らすため事件を調べていくうちに、やがて真実は七不思議にまつわる怪異へとたどり着きー。過去最大の厄介事。波乱続きで送る祓い屋令嬢ファンタジー完結。
「初めて喋った気がしないと思ったら、お前かよー…」アロイス殿下の婚約者再選定候補に選ばれたり、幼馴染のジークハルトにまとわりつく怪異事に悩まされたりと、相変わらず人、人外問わず面倒事に巻き込まれるニコラ。そんな日々を送る中、彼女と同じく前世から転生してきた弟弟子との再会で、さらなるトラブルの予感が…?「…ジークハルト様は、どうして私に求婚したんですか」「ニコラがいない未来を想像出来ないことに、気付いたんだ」そんな中ニコラとジークハルトのじれったい関係に変化がー恋に怪異に厄介事だらけ。ドタバタ続きで送る祓い屋令嬢ファンタジー第2弾。
ーその令嬢、前世、非凡な才能を持つ祓い屋!?不幸な死から西洋風の異世界に転生した子爵令嬢ニコラ・フォン・ウェーバー。そんな彼女は、ニコラの前だけ甘えたな美形侯爵ジークハルトとの再会をきっかけに、厄介事に巻き込まれてばかり。人にも人外からも好かれてしまう彼の面倒事を祓い屋スキルで解決する日々を送る中、今度はジークハルトから身分差違いの求愛を受けて波乱の予感…!?「婚約するのも結婚するのも、私はニコラ以外嫌だよ」ドタバタなあやかしライフと、たまにじれったい恋愛を添えてーこれは平凡な日常を求める彼女が、いつか幸せになるまでの物語。第1回ドリコムメディア大賞金賞。