著者 : こぞう
自ら命を絶ったはずの青年は、目覚めると線虫となっていた。他者に寄生することで、能力を得られることを知った元青年は新たな体を得てローと名乗り、あてもなく旅に出る。未開の迷宮を見つけ探索していたローが、最深部で出会ったのは日本語を話す年老いたモンスターで…。
すべてに疲れ、絶望した青年は自ら首を括り死んだーはずだった。気がつけば見慣れない異国の地。ミミズのような虫になった自分。目の前にある死体。本能のまま、その死体へ寄生することができた元青年は新たな体を得て荒野を歩きだす。ここがどこかはわからない。しかし、もう自分には死ぬ理由がない。ならば旅に出よう。邪魔する奴はすべて、排除(け)してしまえばいいー。第6回カクヨムweb小説コンテスト異世界ファンタジー部門特別賞受賞作。
古代カルタゴの英雄ハンニバルは、敗北に絶望し、毒杯を飲んで死んだーはずだった。しかしなぜか、若き日の自分に転生してしまった!?ハンニバルは驚きとともに数奇な運命を受けいれ、イベリアの国力を高めて、再び強大なローマに立ち向かおうと挑戦する。彼は、持ち前の頭脳と『前世』の記憶を駆使し、心強い仲間とともに1度目の人生とは比較にならないほどイベリアを発展させた。ハンニバルは、いよいよローマと、そして憎きスキピオと対決する…!
かつて大国ローマを震撼させた、古代地中海最強の将、ハンニバル。ローマに敗れた彼は、亡命し、遠い異国で毒杯をあおって死んだ、はずだった。しかし、気がつけば、父が死んだ夜ー19歳の自分にタイムリープしていた!?これは、死の間際の夢なのか?超常現象に半信半疑なハンニバルだったが、それでも彼はもう一度挑むことにした。超大国ローマを倒すという、父との誓いを果たすために…!!異色の古代戦記&内政ファンタジー、ここに開幕!!
ゴーダ達の奮闘空しく、史上最大の人魔大戦は開始された。数十万の軍勢が魔族領宵の国へと進攻するが、そこは最強たちの領域。魔族最強“魔剣のゴーダ”治める東方“イヅの城塞”。生還不可、永遠に喰らい合い続ける魔物たちの楽園・南方“暴蝕の森”。数千年不落の化け物達が人類へ牙を剥く!そして、ゴーダは逆転のため、シェルミア奪還を開始する!
史上最悪の種族間戦争が迫っていた。悪辣な人間は自演した戦死を理由に弔いの大攻勢を計画。対するは、国の四方を僅か四体で守護する魔族最高位・四大主。その内が一人、魔族でありながら人の魂を持つ転生者“魔剣のゴーダ”には願いがあった。平穏に暮らしたいーと。戦いの中、人間の姫と巡り会った時、ゴーダの世界を相手にした戦いが幕を開ける。第3回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門特別賞。