著者 : とまとすぱげてぃ
外面だけは完璧なコミュ障冒険者、Sランクパーティーでリーダーになる 下(2)外面だけは完璧なコミュ障冒険者、Sランクパーティーでリーダーになる 下(2)
完璧な外面が保てなくなったことで、 ユウリに──そして大事な人たちにも悲劇が降りかかる! そういう「筋書き」になっているのだから……。 冒険者・ユウリにとって都合の良い世界── その正体は、神託の巫女・アーミラの書いた「小説」であった。 このままだと世界は崩壊してしまうことを知るが、力も仲間も失ってしまう。 全てを奪われたユウリは、それでも神の「物語」に抗う──!
外面だけは完璧なコミュ障冒険者、Sランクパーティーでリーダーになる 上(1)外面だけは完璧なコミュ障冒険者、Sランクパーティーでリーダーになる 上(1)
「……こっちだ」 「はい! さすがは、ユウリ様!」 言えない。発言する機会を窺ってたせいで、一時間も前から道を逸れてるだなんて言えない。 Sランク冒険者・ユウリはコミュ障である。 ……が、誰にも打ち明けられないまま、パーティへ加入することになってしまった! 断る隙も勇気もないユウリを横目に、周囲の期待はウナギのぼりーー!? そんな気ないのに気が付きゃ無双のモテモテ状態。まるでラノベみたいな世界だなぁ。 「都合が良すぎる」と疑うこともなくーー。
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