著者 : ひげ猫
美食を求めて旅を続ける元貴族の青年・アルと食いしん坊な聖魔狐の相棒・ブラン。遠い母国グリンデルからドラグーン大公国へとたどり着いた二人は、近くの魔の森に自分たちの家を建て、のどかな生活環境を整えている真っ最中。そんな二人の目の前に現れたのは母国グリンデルの騎士たち。彼らはアルに対し、グリンデルに戻ってほしいと告げてきてー?「僕はグリンデル国に赴くつもりはありません。貴族籍の復活もお断りします」国が狙うほどの膨大な魔力を持つアルが選ぶのは、やはりブランとのスローライフ。問題ごとを振り払いつつ、ブランのお腹を満たす美食探しはどこまでもー!さらに、アルとブランのはじめての出会いを描いたストーリーも巻末に収録!
美食を求めて旅を続ける元貴族の青年・アルと食いしん坊な聖魔狐の相棒・ブラン。彼らは旅の途中、不思議な気配を放つ男・リアムと出会う。彼と野営で料理を囲み、親交を深めたアルたちだったが、そのまま二人は彼に流されるままにドラグーン大公国の大公閣下に謁見させられて…!?「この国でコメが栽培できるようにならないだろうか?」というわけで、旅は少しだけひと休み。でも、美食めぐりは(ブランがうるさいので)お休みなし!「アンニントウフ」や「タンタンメン」、さらには猫がいる食堂での「ショウロンポウ」まで?帝国の料理を味わいながら、のんびり魔の森でのコメ栽培に取り組みます!一人と一匹の気ままな快適スローライフストーリー、今度は農業の第3弾!
錬金術の才能を隣国の王子に認められ、彼に仕えることになったサーシャ。仕事にも慣れたある日、原因不明な魔晶石の魔力消失問題が発生し、国中で混乱が起こってしまう!甘味に使う材料が高騰しお店が休業に追い込まれ、甘味大好きサーシャにとっても由々しき事態!!問題を解決するため迷宮塔都市へ赴き、解決の糸口を求め『魔女』に会いに行くサーシャ達だったが、何故か幽霊騒動が起こっているダンジョンに潜ることになってしまいー!?
「未知の食材ってワクワクしない?一回食べてみたいよ」卓越した魔法の才能を持ちながら貴族の身分をはく奪された青年アルは、相棒である聖魔狐のブランと共に更なる美食を求めて辺境を旅している。目的のない自由な旅の途中でふたりが踏み込んだ地は、見たことのない食材や美味しい料理の宝庫だったー!「五首鷹の照り焼きチキン」「魔猪のジンジャーショウユダレ焼き」「角兎のからあげ」など、食いしん坊のブランはもちろん、食に目がないふたりはさらなる食材を入手するため、慣れない魚釣りや魔物の討伐に挑む!美食を求めて終わらない旅を続ける、一人と一匹の自由気ままな快適スローライフストーリー第2弾!
錬金術師の一族に生まれたが家族からは疎まれていたサーシャ。少しでも認めてもらおうと独学で錬金術を学ぶも、ついに家を追い出されてしまう。だが、本人に自覚がないだけで、実は錬金術の才能はピカイチだった!隣国の王子にスカウトされ、まさかの国家お抱え錬金術師に!?オリジナル製法のポーションは効果絶大、固定概念を覆すアイデアでエリート錬金術師達の度肝を抜く!無自覚すご腕錬金術師、ポーションで問題解決しちゃいます!
素晴らしい魔法の才能を持ちながらも、「剣に向かない体つきが不満」と王女から突如婚約を破棄され、貴族の身分も失ってしまった青年・アル。これまで抑圧されてきた彼はそれを好機と思い、相棒の聖魔狐・ブランと共に旅に出る。彼らの目標はなるべく人に関わらず快適な生活を送ること!『旨いぞ!これはいくらでも食えるな!』「ブランは食い意地がはっているんだから。僕の分まで食べないでよ?」人の寄りつかない森の中で、魔法を使って道具や拠点を作り、魔物を狩って食料を調達!黒猛牛のブラウンシチュー、森蛇の串焼き、アンジュジャムのシフォンケーキなどたくさんの美食を味わいながら、面倒見の良い一人と食い意地のはった一匹は、自由気ままな快適スローライフを満喫する。
学校でいじめられていた高校生レイヤは、クラスメイトと一緒に異世界に召喚される。そこで手に入れたのは「魔物と会話できる」スキルのみ。しかし戦闘で役に立たないため、無能力者として追放されてしまう…!人化したスライムのティアや、狼モンスターの親子と暮らし始めたレイヤ。飲食店「家族亭」の経営も成功し、順風満帆の生活を送っていたが、またしてもかつてのクラスメイトー高い戦闘力を持つ勇者達が押しかけてくる。大切な仲間を殺され反撃したレイヤは、彼らの命を奪うこととなった。そしてある想いを胸に、魔界への旅立ちを決意するー!