著者 : みずかねりょう
悪役令息の護衛役悪役令息の護衛役
「貴方を、軽蔑します」--公爵令息アベイルの護衛任務を命じられた第三騎士団の騎士カインは、着任早々アベイルにそう告げた。なぜなら彼は、王女の婚約者ながら、彼女を害そうとした罪で婚約破棄され、辺境地へ追放される「悪役令息」であった。護衛中、父親の宰相からの刺客に命を狙われる不穏さは有りつつも、辺境では悪評とは裏腹に真剣に領地経営に取り組むアベイルに高潔な人間性を感じ、次第に惹かれていくカイン。彼の自身を顧みない世捨て人のような態度が放っておけず、カインはアベイルに尽くしていくが、アベイルの命を狙う謀略が、否応もなく彼らを襲いーー!? しかし、カインがアベイルを愛したことで、運命が大きく変わり始めてーー。
シャチさんとラッコくんシャチさんとラッコくん
ラッコくんが結婚相談所でお見合いしたシャチさんの熱愛が甘すぎる 手を繋がないと眠れない・お気に入りの石を持ち歩く・なくすとしょげる。 ラッコの獣性を持つ白石くんは婚活に失敗しまくり。 そんな白石くんが結婚相談所で、狙った獲物は逃がさないシャチの獣性・鋭い瞳が格好いい 執着囲い込み系スパダリの鯱地さんとお見合いして、落とされて、結婚するまでのお話 「君が可愛すぎて、本能がざわざわしてる。早く囲い込んで、この子を俺のものにしなきゃって」 「シャ、シャチさん…!」 「困らせたくないとか、格好良い事は言えないかな。ガンガン攻めて、甘やかして、困らせるよ? …だから、覚悟して俺のものになって? 大切に大切に守らせて?」
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